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「救いになる」赤ちゃんを亡くした女性が経験を語る『お話し会』 知識ある助産師がサポート

2023年10月12日 18:09
「救いになる」赤ちゃんを亡くした女性が経験を語る『お話し会』 知識ある助産師がサポート

10月9日から15日は、亡くなった赤ちゃんや家族に思いを寄せるピンク&ブルーリボンの啓発週間です。これに合わせて12日、それぞれの経験を語り合う催しが開かれました。

■参加者
「今は全然仕事も復帰しているんですけど、あまり、どうやって生きていこうかなと思うことが結構ある毎日を過ごしています」

子どもを亡くした経験などを語り合う「お話し会」。少しでも前向きな気持ちになってもらおうと熊本県助産師会が開きました。

会場に集まったのは、流産や死産などで子どもを亡くした母親たちです。

これまでは、死産などを経験した当事者たちが「お話し会」を実施していましたが、今回は、周産期ケアの専門知識がある助産師がサポートにあたりました。

アロマクリームを作ったり、ハンドマッサージをしたりして、リラックスした空間でそれぞれの経験を語りました。

■参加者(去年娘を乳児死)
「こういう場があるというのは、すごく救いになると思った。知らない人は、どうしていいかわからない状態でずっと頑張って生きている。活動自体が広がっていけばいいなと思います」

■熊本県助産師会 坂梨京子会長
「赤ちゃんを亡くした産後ケアは1年で完了するものではなく、長くかかるので、そのための行政での支援も行われなければならないと思っています」

県助産師会による「お話し会」は、半年に1回行う予定です。

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