ハンセン病問題の啓発研修会 元患者の家族が講演
ハンセン病問題について正しく理解してもらおうと、熊本市で25日、啓発研修会が開かれ、元患者の家族が講演しました。
研修会は、ハンセン病元患者の家族が受けた被害に対する補償の申請期限が来年11月21日に迫っていることを受け、熊本県が開いたもので、会場のほか、オンラインでも参加を受け付けました。
研修会は、ハンセン病元患者の家族が受けた被害に対する補償の申請期限が来年11月21日に迫っていることを受け、熊本県が開いたもので、会場のほか、オンラインでも参加を受け付けました。
大阪府で在日朝鮮人二世として生まれ、自身が1歳のときに母親と姉がハンセン病を発症し、ハンセン病家族訴訟の原告団としても活動している黄光男さんが講演し、不当な差別に苦しんだ家族の思いを語りました。
■黄光男さん
「差別に対し、自分にも加害責任があったのではないかといこと。市民がいつ、なん時、加害者になるかわからないということを報道するべき」