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【熊本県知事選】出口調査結果で見る得票率は

2024年3月24日 20:50
【熊本県知事選】出口調査結果で見る得票率は
熊本県知事選 出口調査・重視した政策
任期満了に伴う熊本県知事選挙は、無所属で新人の木村敬氏が当選確実となりました。
これまでの取材やKKTと読売新聞で行った投票を済ませた人への出口調査などから、木村氏の当選が確実と判断しました。

どの候補者を支持したかの得票率は、木村氏が5割強で、幸山氏、毛利氏、宮川氏を引き離しています。幸山氏とは10ポイント以上の差です。

木村氏は県民からの人気も高い蒲島知事の後継者として「蒲島県政の継承」を訴え支持を訴えましたが、選挙戦中盤の各報道機関の情勢調査では幸山氏と「競り合う」と評価される厳しい戦いに。
陣営関係者からも「遊説は人は集まるが熱意が感じられない」など不安視する声もあがり、一緒に応援演説に立った議員などは「厳しい戦い」と口にしていました。

今回の知事選は、自民党派閥の裏金疑惑が連日取り沙汰され、自民党にとってかつてない“逆風”が吹くなかの選挙戦となりました。今回の県知事選で投票の際に「裏金疑惑を判断材料にした」という人は37.5%とその影響は地方選挙にも出ているといえます。

今回の選挙でどの候補者を支持したか支持する政党ごとに投票先をみてみますと、木村氏は自民党支持層の約7割、公明党支持層の約6割をまとめているほか、立憲民主党支持層の3割からも支持を得ています。


一方の幸山氏は立憲民主党支持層の約6割、自主投票とした維新の会支持層の約5割の票をまとめたほか、自民党支持層の3割弱からも支持を得ています。

「無党派層」の投票先について見てみます。木村氏に投票した人が約5割。幸山氏が約4割となっています。
差は12ポイントほどですが、木村氏を上回るほどの支持を得ることができていないことが分かります。

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