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「シフトレバーの操作誤った」73歳男性運転の車がドラッグストアに突っ込む

2024年5月10日 18:50
「シフトレバーの操作誤った」73歳男性運転の車がドラッグストアに突っ込む

10日午前、熊本市西区で73歳の男性が運転する車が店に突っ込む事故がありました。けが人はいませんでした。

■永島由菜アナウンサー
「事故が起きたドラッグストアです。青い車が店の入り口に突っ込み、入り口のドアが外れています。車を出す作業が行われています」

事故が起きたのは熊本市西区花園のドラッグストア「コスモス花園店」です。警察などによりますと、10日午前10時20分頃、73歳の男性が運転する車が店に突っ込みみました。けが人はいませんでした。

■永島由菜アナウンサー
「運転していた男性はこちらの駐車場にバックで車をとめようとしていましたが、シフトレバーの操作を誤り、店に突っ込んでしまったということです」

男性は駐車するためシフトレバーを「後退」にしたつもりでしたが、実際は「前進」に入ったままの状態でアクセルを踏んだということです。県警によりますと2023年、65歳以上の運転手による人身事故は県内で895件起きていて、このうち59件は操作ミスが原因だということです。

【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
このような車の操作ミスは、大きな事故につながりかねません。北海道警の公式YouTubeに、高齢者がが運転しているドライブレコーダーの映像です。ゆっくり車が動くと突然、急発進します。前には人の姿も。車は柱に衝突し、ようやく止まりましたが、原因は、アクセルとブレーキの踏み間違いでした。
運転操作の誤りを防ぐために、警察は、ギアがどこに入っているかを必ず目で確認し、発進や後退をする時はゆっくりとペダルを踏むよう呼びかけています。

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