【何が?】専門学校の天井板が落下 最大30センチの破片が階段に散乱
熊本市西区の専門学校で、天井の石こうボードがはがれ落ちる事故がありました。けが人はいませんでした。
■畑中香保里キャスター
「専門学校2階の天井がはがれ落ちて、すっぽりと大きな穴があいています」
天井が落下したのは、熊本市西区にある熊本市立総合ビジネス専門学校です。縦1.5メートル、横2.4メートルにわたり石こうボードが落下しました。らせん階段に破片が散乱していて、大きなもので30センチほどのものもあります。けが人はいませんでした。落下したのは、1日未明から朝にかけてとみられるということです。
■畑中香保里キャスター
「穴の中を見てみますと、コンクリートを伝って水滴がポタポタと落ちているのが分かります」
原因について熊本市は、屋根の防水材の劣化によって雨漏りが発生し、水の重さに耐えきれなくなって天井ボードが落下したとしています。
大けがにもつながりかねない事態に学生は。
■学生
「朝来たら天井抜けていたのでびっくりしました。みんなの通行場所なので怖いですね。学生がいるときに落ちていたら」
事故を受けて熊本市は14日、市立の小中学校高校などに屋上の点検を行うよう通知を出しました。専門学校は、梅雨が明け次第、落下した天井と屋上の工事を行う方針です。