肥薩線復旧へ「駅の位置や数変わる可能性ある」JR九州社長が考え示す
JR肥薩線の八代~人吉をめぐっては、JR九州・国・県が、鉄道での復旧を基本合意し今年度中の最終合意を目指しています。これについて古宮社長は、復旧にあたっては肥薩線の構造上、線路の位置は被災前と変わらないという考えを示しました。一方、駅については。
■JR九州・古宮洋二社長
「途中の駅は1日の乗車人員がほぼいない駅もいくつかございますので、今後のまちの計画、どういうところに住宅を建てるのかとか、2次交通をどうするのかとか、そういうことで駅の位置については今後変更は私はあるのではないかなと思っています」
Q.数が変わる可能性は?
「それもあると思う。駅をどうするかというのは、全体的に考えていったらいいんじゃないか」
このように述べ、古宮社長は、まちづくりの観点などから「駅の位置や数が変わる可能性はある」という見方を示し、最終合意に向けて検討を進める考えを示しました。