3月の有効求人倍率1.44倍 2か月ぶり上昇 富山
県内の3月の有効求人倍率は1.44倍で、2か月ぶりに前の月を上回りました。
富山労働局が30日発表した3月の有効求人倍率は1.44倍で、前の月から0.03ポイント上がりました。上昇は2か月ぶりです。
新規求人数は、建設業が公共工事の増加などをうけて12.9パーセント増えました。
いっぽう、製造業や卸売業・小売業などでは減少しています。
また、2023年度の平均の有効求人倍率は、前の年度を0.13ポイント下回る1.44倍で3年ぶりに低下しました。
物価上昇や賃上げで求人を控える動きがある一方、新型コロナの収束などで求職者が増えたことが要因とみています。