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「早く一軍に」楽天青野 故郷で最後の練習 氷見市の断水受け時間に制限も

2024年1月5日 19:32
「早く一軍に」楽天青野 故郷で最後の練習 氷見市の断水受け時間に制限も

地震の影響で断水が続く氷見市に、新たな出発を迎えるプロ野球新人選手がいます。

地元で被災した中、2024年最初の本格的な練習を母校で行い、一軍で活躍する決意を新たにしました。

青空が広がるグラウンドで汗を流したのは、プロ野球の楽天に入団した氷見高校の青野拓海選手です。

青野選手
「(地震がきて)慌てて飛び出しました。怖かったです。初めてなので。こんなでかい地震は」

自宅に被害はありませんでしたが、練習場所としている母校は現在も一部で断水しています。

球団の寮に入る日を6日に控え、青野選手は5日、今年初めてノックやバッティング練習など本格的なトレーニングを行いました。

青野選手
「(部活動は)きのうから本当はあるんですけど、断水なので長くは出来ない状況です」

本来なら、年末年始もほとんど休みなく練習を行い、楽天の二軍施設のある宮城県に出発する予定でした。

しかし、被災した影響で5日が地元での最後の練習になりました。

青野選手
「しっかり二軍で鍛えてから、少しでも早く一軍に上がりたいと思います」

青野選手は、1月10日から宮城県で始まる新人合同自主トレに参加し、2月の春季キャンプに備えます。

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