帰省Uターン一部利用状況つかめず JR西 能登半島地震の影響
年末年始の帰省Uターンがピークとみられる3日、JR西日本は1日発生した能登半島地震の影響で、北陸から関西や名古屋方面に向かう利用状況が把握できない状況となっています。
JR西日本金沢支社によりますと、東京方面に向かう北陸新幹線の自由席は1日午前10時現在、「はくたか556号」で乗車率が60%と最も高くなりました。
このほかの列車も20%から40%で、JRは3日が北陸地方からの帰省Uターンのピークと見込んでいますが、これまでのところ満席の列車は出ていません。
また、1日発生した能登半島地震の影響で、北陸から関西方面や名古屋方面に向かう特急列車の利用状況が集計できないということです。
一方、3日6時現在で指定席が予約で満席なのは、東京方面に向かう北陸新幹線の「かがやき」で19本中17本、「はくたか」で17本中15本、関西方面への特急「サンダーバード」で28本中21本、名古屋方面への特急「しらさぎ」で18本中7本となっています。