地上100mの防火水槽破損 再開遠く クロスランドタワー 小矢部市
今回の地震は、こんな形でも被害を及ぼしました。
小矢部市のクロスランドタワーでは、営業再開のめどがたっていません。
そのわけは。
小矢部市にある高さ118メートルのクロスランドタワー。
展望室は地上100メートルの高さがあり、そこからの眺めが売り物です。
地震の際には。
岡田キャスター
「結構ゆれました 当日?」
クロスランドおやべ 高田英樹事業局長
「当日は、休館日だったんですよ。私も自宅にいたんですけれども、揺れました。地震後1月1日の夕方、職員みんなで点検のため出勤致しました」
タワーを調べてみると、展望室のさらに上にある機械室の防火水槽が地震により破損。
水槽にためられていた10.5トンの水が全て流れ出ていました。
高田事業局長
「上部から全部水が流れ出ましたもので、展望室等への建物への被害、あとエレベーターも全部水をかぶっておりますので、エレベーターだったり電気設備だったりに障害がでまして、現在点検修理をしているところでございます。まだめどはたっていないんですが、1か月ほどは少なくともかかるのではないかと思っております」
市は、復旧のめどについて分かり次第、ホームページに掲載するとしています。
小矢部市は家屋にも多数の被害が出ていて、被災件数の報告はきょうまでに611件に上っています。