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地震時のペットの避難で注目「同伴避難所」

2024年1月16日 20:49
地震時のペットの避難で注目「同伴避難所」
大きな地震の際、環境省のガイドラインではペットを連れて避難する「同行避難」を推奨していますが、避難所によってはペットを受け入れていません。

そんな中、ペットと飼い主が一緒に過ごせる「同伴避難所」が注目を集めています。

砺波市にある「スカイラボ」。

普段はイヌのしつけ教室やペットホテルのサービスを行っているほか、有事の際は「同伴避難所」として利用することができます。

同伴避難所はイヌと一緒に人が避難でき、ケージに入れっぱなしではなく、同じ空間で飼い主と過ごせるのでイヌにとってはストレスが少なく飼い主もイヌの様子を小まめに見ることができます。

マクニコル真希さん
「ここが犬たちと人が一緒に過ごせる場所で、奥の所に襖を入れることができ、そうすると避難された方も部屋を区切って過ごすことができます」

避難者には、ケージの貸し出しや、ドッグフード、ペットシーツといった物資の提供も行っています。

真希さんは、阪神淡路大震災で被災した経験があります。

マクニコル真希さん
「そういう震災が起きた時に自分たちに何ができるか考えたときに、私たちイヌの事業をやっているので、イヌを飼っている方の力になれたらと思って」

能登半島地震では同伴避難所として提供することが難しいため、被災地の犬を無償で預かる活動を行っています。

これまでに石川県金沢市から2匹のイヌを預かり、2匹とも無事に帰宅しています。

記者
「これからそういった預かりは増えそうですか?」

マクニコル真希さん
「そうですね、これから増えていくと思っていて先日も、県内で避難している方の犬がストレスで体調を崩してるということで預かり先を探しているという問い合わせだった。そういったことが長期化してくると増えてくるのかなと思っています」

避難所は、ネコや小型犬なら一緒に入れる所、避難所の外にペット用のスペースがある所など、自治体によって様々です。

すぐに避難できるように、ペット用の防災グッズを備えておくことなども大切ですね。
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