2024年の山岳遭難件数・人数は減少も 60歳以上が半数占める 富山県警まとめ
去年1年間に県警が認知した山岳遭難事故は、件数と人数ともに前の年より減少しました。
県警察本部のまとめによりますと、去年1年間に県内では山岳遭難事故が127件発生し、前の年よりも7件少なくなりました。
また遭難者数は137人で前の年よりも7人減少しました。
遭難者のうち40歳以上が114人と全体の8割を占め、60歳以上は61人と全体の半数近くを占めました。
また遭難の原因では、転倒や滑落が64人と最も多くなったほか、道迷いや疲労による遭難が前の年を大きく上回りました。
県警は、SNSなどを活用した情報発信や、パトロール中の声かけなど登山指導を継続するとしています。
最終更新日:2025年2月14日 12:04