目の不自由な人たちに役立ててもらおうと、北日本放送は15日、2024年の点字カレンダーを県内の関係団体に贈りました。

点字カレンダーは、日本テレビ小鳩文化事業団がつくり、北日本放送は1979年から毎年贈っています。

贈呈式には、県視覚障害者協会などから関係者が出席し、島谷社長から県立富山視覚総合支援学校高等部専攻科2年の田村智志さんに、カレンダー400部の目録が手渡されました。

2024年のカレンダーは「動物たちの四季」がテーマで、二ホンジカやエゾリスなどを弱視の人にも楽しんでもらえるよう写真で紹介し、点字の解説文がついています。

出席者はこのあと、KNBラジオの番組に出演しました。

富山県視覚障害者協会　塘添誠次会長
「（カレンダーは）コンパクトにできているので、みなさんかばんの中に入れていたり、机の上に置いたり、重宝している」

出席者たちは、ラジオの活用法などについて話していました。