「川のように水が流れてきて」富山県東部で激しい雨 記録的短時間大雨情報
県東部で25日午後、1時間に100ミリを超える雨量が観測され、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また県東部の3市1町に土砂災害警戒情報が出されています。
富山地方鉄道では、線路内に水や土砂が流入しました。
内山駅で運転を取りやめた列車の運転士
「上の方から、川のように水が流れてきて、木も一緒に流れてきて、レールの上が見えないほどになって、運行不可能と判断しました」
黒部市宇奈月の観測地点では25日午後2時49分までの1時間に、観測史上最大の74ミリの降水量を観測しました。
富山地方鉄道は本線の浦山駅と宇奈月温泉駅の間で運転を見合わせています。
25日午後6時現在で運転再開のめどは立っていないということです。
このほかJRは高山線の特急が運休したほか北陸新幹線も一時、富山・長野間で運転を見合わせました。
気象庁は、上市町東種で25日午後2時5分までの1時間に、観測史上最大となる146.5ミリの降水量を観測するなどしたため、記録的短時間大雨情報を出しました。
また魚津市、滑川市、黒部市、上市町に土砂災害警戒情報が出されていましたが、25日午後6時半ごろに解除されました。
今後も自治体などが出す情報に注意してください。