「いってらっしゃい」児童が育てたサケの稚魚を放流 舟橋村
舟橋村の児童が28日、村内を流れる川に自分たちで育てたサケの稚魚を放流しました。
「いってらっしゃーい」
28日放流したのは、体長5センチほどのサケの稚魚およそ400匹です。
舟橋小学校の児童およそ190人が順にバケツで放流しました。
小学校では、サケの遡上調査をきっかけに2016年から毎年、富山漁協から提供されたサケの卵を学校の水槽で育て、近くの細川に放流しています。
2024年は6年生と4年生が世話をしてきました。
その一方で、川には例年、15匹前後が遡上していますが、2023年の調査では、3匹の確認に留まったということです。
4年生男子
「1匹でも多く戻ってきてほしいなって思っています」
6年生女子
「魚があふれる川になってほしいです」
村は子どもたちの声を基に、2023年12月「舟橋村の豊かな水辺環境を守る条例」を制定しています。