県内最大の労働団体・連合富山はきょう、今年の春闘で加盟労働組合の求めた賃上げが、平均で月額1万7000円を超えていると発表しました。

連合富山によりますと加盟する252の組合のうち、きょう時点でおよそ4割にあたる109の組合が春闘の要求書を会社側に提出しました。

求めている賃上げは額で平均月額1万7799円、率で6.29パーセントといずれも去年の同じ時期を上回っています。

要求する賃上げ率が6パーセントを超えるのは2010年以降初めてだということです。

企業の集中回答日は今月11日から12日で、春闘はヤマ場を迎えます。