きっかけは「阪神・淡路大震災」…災害用伝言ダイヤル171体験会・光
阪神淡路大震災をきっかけに生まれた安否情報を録音、再生できる「災害用伝言ダイヤル171」。
光市で体験会が行われました。
光市役所で行われた体験会では、訪れた人が体験用の電話機で「災害用伝言ダイヤル171」に電話をかけました。
(録音したメッセージ)
「わたしは大丈夫です。無事です。会社にいます」
NTTの「災害用伝言ダイヤル」は、電話のつながりにくい大規模な災害で開設され、安否情報を音声で登録して確認することができます。
このサービスは、今回の能登半島地震でも発生当日に開設されています。
(体験した人は)
「簡単ですね。わかりやすいので、すぐ誰にでもできるのかなと」
(日本公衆電話会山口支部・伊藤善治事務局長)
「声の伝言板を使って安否確認が大事です。ぜひ備えて1回経験していただければ」
また、「災害用伝言ダイヤル171」のインターネット版、「災害用伝言版web171」でも、相互に登録、確認ができます。
この体験会は18日は柳井市役所で行われます。
この「災害用伝言ダイヤル171」で大事なことは、最後にダイヤルする電話番号です。
いざというときに、家族の間でどの番号を使うかなど、災害時の連絡ルールをあらかじめ決めておくことが大事です。