阪神・淡路大震災から29年…園児が命の大切さを学ぶ・宇部
1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」から17日で29年です。
神戸市などで最大震度7を観測。
死者は6434人、住宅被害もおよそ63万棟に上るなど大きな被害が出ました。
宇部市の幼稚園では、震災の記憶を忘れないために、子どもたちが地震の恐ろしさや命の大切さについて学びました。
(学びの様子)
「地震が来たら?」
「ものが壊れる」
「食べ物がなくなる」
「火事が起きる」
震災について学んだのは宇部市の「さゆり幼稚園」の年長の園児たち。
園では、子どもたちに震災の教訓を学んでもらおうと毎年、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に、地震の恐ろしさや命の大切さについて伝えています。
この日は、能登半島地震で起こったことや、被害についてもふれながら、地震の際にどのように行動するべきかをみんなで確認しました。
(学びの様子)
「地震が起きたときに命を守るためにはどんなことができる?」
「頭をかくす」
「頑丈なものの下」
「幼稚園にいるときは誰の話を聞いたらいい?」
「先生」
(子どもたちは)
「地震はすごく大変なことなんだと思いました」
「家が崩れるということは家族もなくなると思ったから怖いなと思った」
子どもたちは、犠牲者への追悼や被災地の復興を願い思いを込めて作った折り鶴と共に祈りを捧げました。