震災から29年…小学校で避難訓練…能登半島地震にも思いを寄せて
(訓練)
「訓練、訓練、緊急地震速報が発令されました。強い揺れに警戒してください」
一方、防府市の中関小学校では、授業中に大きな地震が発生したという想定で、避難訓練が行われました。
児童たちは、揺れが収まるまで机の下に隠れて身を守ったあと、
「おさない」・「はしらない」・「しゃべらない」・「戻らない」
4つの行動の頭の文字を取った”おはしも”を合い言葉に、運動場に避難しました。
中関小学校では、去年6月にも津波を想定して、校舎の2階以上に避難する訓練も行っています。
(亀田 浩太郎校長)
「今回の能登半島地震や過去の大きな地震により、多くの方の大切な命が失われた事に対して黙祷したいと思います」
(黙祷)
(児童)
「地震が起こった後に土砂災害とかいろんな災害が起こるのが怖いです。いつでもちゃんとすぐに逃げられるようにしたい」
「地震があってもすぐに逃げられるように家族と話し合ったりして、すぐに逃げられるよう準備していきたい」
(亀田校長)
「地震はいつ起こるかわかりません。学校以外で起こることのほうが時間的には多いと思っています。何をすれば一番生き延びれる可能性が高いのかを考えながら家族と相談しながら考えてほしい」
この訓練では、陸上自衛隊も参加し防災授業を行う予定でしたが、能登半島地震や広島県江田島市の山林火災の対応により、今回は見送りとなっています。