どう使う?災害用伝言ダイヤル171 防府市で体験会
阪神淡路大震災をきっかけに始まった「災害用伝言ダイヤル171」。
日本公衆電話会が毎年実施する体験会が21日に防府市で行われました。
「災害用伝言ダイヤル171」は大規模災害が起こった際に開設されるサービスで、伝言を録音・再生し、遠くに住む家族や知人などに安否を伝えることができます。
体験会では訪れた人が訓練用の電話機で「災害用伝言ダイヤル171」に電話をかけていました。
(体験会の様子)「いまは防府市役所に避難しています。無事です。安心してください。」
災害用伝言ダイヤルには事前にどの電話番号で連絡を取り合うか決めておく必要があり、一つの番号で最大20件の伝言を残すことができるということです。
また、災害時は携帯電話や固定電話などがつながりにくくなるため、災害に強く、比較的つながりやすい公衆電話を使用するのも良いということです。
(日本公衆電話会 山口支部 伊藤 善治事務局長)「(災害時)安否の確認ができないと精神的に心配なことが多いので、声の伝言板でお互いの安否の確認ができればよい。そのためにも一度体験をしてもらいたい。」
災害用伝言ダイヤル171は毎月1日・15日に携帯や固定電話などで誰でも体験利用できるということです。