【山口天気 朝刊9/11】台風13号発生 週末にかけて南西諸島へ接近の見通し 県内は湿った空気の流れ込みで 大気不安定に 天気の急変にご注意を
●湿った空気の流れ込みで、県内は大気の状態が不安定に。雲の隙間から日ざしの届く時間もあるが、ところどころで夕立のような強い雨、または雷も発生するおそれも
●東シナ海にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風へと発達する見込み。この先大陸方面へ進み、日本から遠ざかる予想
●台風13号発生。この週末にかけて、暴風域を伴い、南西諸島へと接近する見通し
==========
昨夜から、九州を中心に活発な雨雲が広がっています。
この時間にかけて雲の範囲が広がり出し、県内もやや厚い雲に覆われています
この雲の原因は現在、東シナ海にある熱帯低気圧で、今後24時間以内に台風へと発達する見込みです。
この先、大陸方面へ進むため、日本への直接的な影響はなさそうですが、この熱帯低気圧が運んでくる湿った空気が県内に流れ込むため、きょう11日(水)は一日、大気の状態が不安定になる見込みです。ところどころで夕立のような強い雨、または雷も発生するおそれがあります。急な空模様の変化に注意してください。
一方、昨夜マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が、台風13号へと発達しました。
この先、暴風域を伴い、南西諸島へと接近する見通しです。この週末からの3連休で沖縄へ行く計画を立てていた方は、この先の動き次第で、柔軟な予定の変更も視野に入れるようにしてください。
朝から厚い雲が広がり、ところどころで雨となる予想です。雲の隙間から日ざしの届く時間もありますが、大気の状態が不安定なため、一日気まぐれな空模様が続きそうです。
日中の最高気温は、きのう10日(火)とほぼ同じような、きびしい暑さとなりそうです。
朝晩はさらに蒸し暑く、広く熱帯夜となるため、部屋の中にいてもこまめに水分補給を行いましょう。
あす12日(木)からまたしばらく、晴れたり曇ったりの日が続きそうです。
週末にかけて、連日最高気温が35度を超える猛暑日となり、朝晩も広く蒸し暑くなりそうです。
真夏のような暑さで体力が消耗されますが、身体に疲れをためないよう、体調管理はしっかり行いましょう。
熱中症情報です。きょう11日(水)は猛暑のところはありませんが、湿気が多いため、「危険」ランクのところも出てきています。夜になっても、熱中症対策はしっかり行って下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)