●県内は午前中日ざしが届きますが、午後は大気不安定に。内陸や山間部ほど急な雷雨のおそれ。天気の急変にご注意を
●引き続き気温が高く、各地で「危険」レベルの暑さに。朝晩も蒸し暑いため、一日夏本番の暑さ対策を
●マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風へと発達する予想。来週にかけて南西諸島へ接近のおそれ

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きのう9日(月)も強烈な日ざしが届き、広瀬では最高気温36.3度を観測。9月の観測史上最高タイ記録となりました。
一方で南西諸島付近の熱帯低気圧が、東シナ海へと進んできました。この熱帯低気圧による活発な雨雲が、九州や四国の太平洋側にかかっていますが、瀬戸内側までは届かず、県内は広く晴れています。

きょう10日(火)も県内は高気圧に覆われるため、しっかり日ざしが届きそうです。
気温も高く、きょう10日(火)も最高気温は33度前後の危険な暑さに。夜になっても気温が下がりにくいため一日、熱中症対策はしっかり行いましょう。

県内は午前中はしっかり晴れますが、午後にかけて雲が広がる見込みです。湿った空気の流れ込みにより、内陸や山間部ほど急に夕立のような強い雨、または雷も発生する可能性もあるため、天気の急変には注意が必要です。

またマリアナ諸島付近の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風へと発達する予想です。
この先北西に進み、来週にかけて南西諸島へ接近する見通しです。
この3連休に沖縄方面へお出かけ予定の方は特に、この先の動向に注意してください。

あす11日(水)は日ざしの届く時間もありますが、南からの湿った空気の流れ込みで厚い雲が多くなり、時折雨の降る不安定な空模様となりそうです。
あさって12日(木)からは、またしばらく晴れたり曇ったりの日が続きそうです。日ざし強いと気温もぐっと上がり、週末にかけて最高気温が35度を超える、猛暑の日も出てくる予想です。
朝晩も蒸し暑さが続くため、体調管理に気をつけて過ごしていきましょう。

熱中症情報です。きょう10日(火)は熱中症警戒アラートは発表されていませんが、各地で「危険」レベルの暑さです。こまめな水分補給や直射日光を避けた行動など、夏本番の暑さ対策を行っていきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）