【山口天気 朝刊9/5】引き続き暑さ厳重警戒の一日 直射日光をなるべく避けて無理のない行動を 徐々に寝苦しさも増すため 朝晩問わず水分補給を
●県内はすっぽりと高気圧に覆われているため、きょう5日(木)は一日、強い日ざしの届くところが多くなりそう
●まだ広く熱中症には厳重警戒を。日中、外に出る方は直射日光をなるべく避けて、無理のない行動を
●日本の南に新たな熱帯低気圧。来週にかけて動向に注意
==========
きのう4日(水)の日中は雲も少なく、体力を消耗するような日ざしが照りつけました。特に広瀬では最高気温35.3度を観測し、きのう4日(水)の全国1位の暑さとなりました。
県内はこの時間にかけてもほとんど雲はなく、広い範囲ですっきりと晴れています。
朝から西日本を中心に、高気圧が広がっています。夜にかけても県内はすっぽりと高気圧に覆われているため、きょう5日(木)は一日、強い日ざしの届くところが多くなりそうです。
このためきょう5日(木)も、真夏のような暑さに注意が必要です。山口市ではきのう4日(水)に引き続き、最高気温が35度の猛暑日。その他でも33度前後と厳しい暑さが続きそうです。
一方で現在、南シナ海にある台風11号は引き続き大陸方面へ進んでいて、日本への影響はありませんが、きのう4日(水)もお伝えしたように、日本の南には台風予備軍の雲が多く発生しています。
その中でもきのう4日(水)は、熱帯低気圧と解析された雲もあり、この熱帯低気圧が来週にかけて南西諸島に近づくような予測データも一部出ている状況です。また動きがあれば随時お伝えします。
県内は朝からしっかり日ざしが届き、日中も青空が広がる予想です。昼過ぎから雲のかかるタイミングはありますが、天気の大きな崩れはないと見込んでいます。日ざしが強く、布団など大きな洗濯物もよく乾きそうです。
この先週末にかけても、まだまだ日ざしが強く、猛暑日が続く予想です。
来週に入っても最高気温は34度前後。まだ真夏のような暑さに、十分注意が必要です。徐々に寝苦しさも増すため、朝晩問わずこまめな水分補給を。
来週中ごろになると、南からの湿った空気の流れ込みで、厚い雲が広がりやすくなりそうです。
熱中症情報です。まだ広く熱中症には厳重警戒を。日中、外に出る方は直射日光をなるべく避けて、無理のない行動を心がけて下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)