「クマ出没警報」発令の周南市・鹿野地区で対策会議を開催 身を守る行動を
今年度、山口県内ではクマによる人身被害が3件発生し、過去最多となっています。
周南市鹿野地区でもクマの目撃情報が相次ぎ5日、クマ出没警報が発令されました。
周南市鹿野地区では先月27日から5日までの間に住宅の近くや道路などで6件、クマの目撃情報が寄せられています。
これを受け県は5日「クマ出没警報」を発令、6日、県と市の担当者や地元猟友会などが今後の対応について話し合いました。
鹿野地区では、すでに捕獲用のワナを2つすでに設置していて、今後住民への注意喚起やパトロールを強化していくとしています。
(周南農林水産事務所 森林部 藤井 孝部長)
「いまは食い込みと言われるたくさんご飯を食べて体に脂肪を付けて冬眠に備える時期なので、頻繁に食べ物の周りに出てくる。みなさんにはクマの生態をしっかり勉強して対策してもらいたい」
周南市鹿野地区での警報の発令期間は18日まで。
特にクマが活発に行動する早朝や夕方には、音がなるものを携帯するなど身を守る行動を呼びかけています。
最終更新日:2024年11月6日 19:34