自然の恵みに感謝 防府天満宮で園児たちが「梅ちぎり」
防府天満宮で31日、自然の恵みに感謝し、日々健康に過ごせるようにとウメの実を奉納する「梅ちぎり」が行われました。
梅をこよなく愛したとされる菅原道真にちなみ、防府天満宮には約1100本の梅の木が植えられています。
防府天満宮では毎年、収穫した梅の実を神前に供える「梅ちぎり」を行っています。
この日は雨の中、4人の巫女と地元の園児たちでウメを収穫しました。
収穫したウメは塩漬けしてお福梅や梅茶で参拝者に配られる予定です。
園児たちはたくさんの梅を一生懸命収穫していました。
(園児)「楽しかった。」「(どれくらいとれた?)いっぱい。」「大きかった。(食べてみたい?)はい!」
防府天満宮によりますと、天候の影響などでことしは例年より少ない約500kgを収穫する見込みです。
収穫された梅を受け取った人が健康に生活できることを祈りながら、神前に梅が奉納されました。
(巫女 南 舞さん)「去年の収穫量が多く、ことしは少ないが たくさんの方に防府天満宮の梅を受けていただけるよう願っている。」
巫女や神職らで1週間かけて収穫するということです。