テロリストを水際で防げ!年間1600隻の外国船が入港する徳山下松港で対策訓練
テロリストの侵入を水際で阻止する訓練が28日、周南市で行われました。
訓練は、テロリストが潜伏した貨物船が徳山下松港に入港したとの想定で、8機関からおよそ120人が参加しました。
海上保安部、警察が警戒する中、税関職員が入国審査や手荷物検査を実施。すると…テロリストが人質をとって暴れだします。
この男は、警察が制圧しますが…船上には、もう一人のテロリストが…階段を降りざま飛び蹴りをくらわし、凶器を振り回し…
結果、船に乗って逃げ出します。
駆けつけた巡視艇との間で銃撃戦を繰り広げ、無事、テロリストを捕捉しました。
(徳山海上保安部警備救難課 大塚久課長)
「日本中どこでもおきるという認識をもってやっていきたいと思っています」
徳山下松港には年間1600隻もの外国船が入港していて訓練を主催した徳山下松港港湾保安委員会では「水際対策に万全を期していきたい」と話しています。