コロナ禍を越え晴れの卒業式 山口県立大学
山口市の山口県立大学で卒業式が行われました。
4年前、コロナ禍に入学した学生たちは新たな一歩を踏み出しました。
山口県立大学では今年度、3つの学部と大学院、別科を合わせて352人が卒業します。
多くの学生たちが入学した2020年度は新型コロナウイルスが猛威を振るった年でした。
(国際文化学部 江本夏凜さん)「コロナ禍による影響で入学式が中止となり、新しい環境に期待よりも不安が大きかった中、大学生として踏み出した4年前。その後しばらくオンライン授業が続き、ソーシャルディスタンスを保った生活を余儀なくされました。その中でも興味関心がある分野を自由に心ゆくまで学び、新たな知見を吸収できた4年間は、かけがえのない唯一無二のひとときでした。」
そして、田中マキ子学長から「一瞬一瞬を大切にし輝く未来を切り開いていってください」と激励の言葉が贈られました。
(卒業生3人組)「こうやっていい仲間に出会えて嬉しかったです。(3人の1番の思い出は)たこ焼きパーティ!」
(春から日本語学校の先生に)「いろんな生徒に出会うと思いますが、いい先生になれるように頑張りたい。」
(愛媛からきた母親)「入学式がなかったのでよかった。めげずに県立大学で学んだことを生かしてもらったら。」
(卒業生)「偉くなりすぎず。卑しくなりすぎず。丁度いいくらいで生きていきたい。」
山口県立大学の学部生の就職内定率は今月14日時点で94.1パーセント県内での就職率は37.6パーセントとなっています。