大粒のいちごで受験生にエールを送ります。

　学問の神様＝菅原道真公がまつられる光市の冠天満宮で合格いちごの苗の祈祷が行われました。

　神事には合格いちごの生産者、6人が出席しました。

　合格いちごは周南地域のイチゴ農家が冠天満宮で祈祷した苗から生産するものです。

　受験シーズンに収穫を迎えるイチゴで受験生の夢を応援したいと2022年から生産が始められました。

　ことしはかおりのや紅ほっぺなど4種類のいちごが合格いちごとして栽培されるということです。

　中でも大粒（30g以上）に育ったイチゴは合格にちなんだ五角形の箱に入れて限定で100箱受注販売されます。

（JA山口県周南園芸部会いちごグループ　大中 保忠グループ長）
「非常に猛暑の中で立派にすくすくと育っていてことしは頑張りが効いた苗になっている。いちごの苗も頑張ってみなさんに実を提供するから学生たちにも自分たちの夢を果たしてほしいなと」

　合格いちごの販売は受験シーズンの12月から2月を予定しているということです。