またもSNS型ロマンス詐欺で4340万円だまし取られる…マッチングアプリをきっかけに岩国の50代女性が被害
マッチングアプリを利用したSNS型のロマンス詐欺で、岩国市に住む50代の専門学校講師の女性が現金およそ4340万円をだまし取られました。
岩国警察署によりますと、ことし4月、女性はマッチングアプリで知り合った自称・日本人の男から、「私と一緒に投資の勉強をしたいか」、「初心者の取引にぴったりのデータがある」などと暗号資産投資や投資サイトへの登録を勧められたということです。
男に好意を抱いていた女性は話を信じ、マッチングアプリ内のチャット機能や通信アプリ「LINE」で指示されるまま、投資や出金手数料などの名目で23回にわたり現金およそ4340万円を振り込み、だまし取られました。
犯行グループは一時、女性におよそ140万円を返金するなどし、投資による利益が発生しているように見せかけていたということです。
女性が7月中旬、相談した家族から詐欺の疑いを指摘されて発覚したもので、警察は、「投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口」と注意を呼びかけています。