×

【山口天気 夕刊3/25】頭文字「K」の現象が続々…あす26日(水)は「黄砂」「高温」など 週末にかけては「寒の戻り」も

2025年3月25日 10:47
【山口天気 夕刊3/25】頭文字「K」の現象が続々…あす26日(水)は「黄砂」「高温」など 週末にかけては「寒の戻り」も

●あす26日(水)も黄砂漂う快晴 季節外れの高温も続く
●27日(木)は天気が大きく崩れ 強風や雷にも注意
●雨を境に気温が急降下 今週末は2月並みの寒さに
==========

きょう25日(火)は黄砂が漂い、少々霞む景色は続いたものの、雲ひとつない快晴の天気が続き、日中の気温はみるみる上昇…萩や下関は気温26度台、そのほか25度以上の夏日も続出で、県内のアメダスの中で実に12地点で「3月の観測史上最高」という、3月にして記録的な暖かさ…というか、汗ばむほどの陽気になりました。全体的に5月下旬から場所により6月並み、という、かなりの季節外れと言える高温となっています。

そして、この先の県内ですが、様々な、頭文字が「K」の現象が立て続けにやってくる見通しです。

まず1つめは「黄砂」。あす26日(水)にかけても、少し薄まりながらも漂い続ける見込み。引き続き洗濯物の外干しは控えて、アレルギー症状の悪化などにも、十分お気を付けください。

また、最高気温が25度以上の「夏日」の所が続々…と季節大幅先取りの「高温」。さらには空気の「乾燥」にもお気を付け頂きたいと思います。

あさって27日(木)は、低気圧や前線の接近で天気が大きく崩れていきそうです。ここでは雨だけでなく「強風」…風も強まる見通しで、天気不安定で「雷」の可能性もあります。

さらに、この雨を境にガクッと気温が下がっていき、今週末にかけては「寒の戻り」…まだ冬物の服も活用しながら、体調管理に注意していきましょう。

いろいろな頭文字「K」に要注意ではありますが、サクラ「開花」の「K」は楽しみなところ。九州は全地点で開花が発表され、県内も下関の気象台のサクラも開花間近、とみられます。

あす26日(水)もほぼ快晴の天気が続きますが、引き続き黄砂が漂い、景色は白っぽく霞みそうです。そして季節外れの高温が続きます。朝から気温は2桁、日中は25度超の所も多く、広瀬は27度まで上がる予想です。

今週になり、スギ花粉よりヒノキ花粉が多く飛散する所が増えてきました。黄砂も加わっての、アレルギー症状悪化に引き続き十分ご注意下さい。

27日(木)は低気圧や前線の通過で天気が大きく崩れ、時折強い雨に加え、強い風や雷を伴うことも。金曜日も、まだスッキリしない天気が続きそうです。さらに雨を境に北風に乗って冷たい空気が流れ込んで、一気に季節先取りの暖かさは解消していき、週末にかけては2月並みの寒さまで季節は押し戻される予想…まだ厚手の上着などは活躍しそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

最終更新日:2025年3月25日 10:47
    おすすめ
    24時間ライブ配信中
    日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
    logo

    24時間ライブ配信中