「期待に応えられるような計画を…」中国電力・中川賢剛社長が上関町を訪問
中国電力の中川賢剛社長が新年のあいさつで上関町役場を訪れました。
立地可能性調査が進められている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について中川社長は「上関の振興・維持への期待に応えられるような調査、計画を作っていきたい」と話しました。
中国電力の中川賢剛社長らが上関町役場を訪れ西哲夫町長などとおよそ40分間非公開で面会しました。
中間貯蔵施設については、去年11月に立地可能性調査のひとつであるボーリング調査の掘削作業が終了しています。
面会ではボーリング調査の試料の分析が現在、進められていることなどが伝えられたということです。
面会の後、取材に対応した中川社長は中間貯蔵施設の計画について次のように話しました。
(中国電力 中川社長)
「やはりこの中間貯蔵施設の計画というのは上関町の振興・町の維持というところからスタートしているのでしっかりご期待に答えられるようなそうした調査、計画を作っていきたいと思います」
(上関 西町長)
「この今の分析、調査を慎重に正確にしていただくようにお願いはしました」
中川社長は上関町役場をあとにしたのち、町内や県東部の関係各所を訪れたということです。