183人が犠牲となった旧長生炭鉱 遺骨収集へ…日韓のダイバーによる潜水調査はじまる

戦時中、落盤による水没事故で多くの犠牲者を出した宇部市の旧長生炭鉱で、1日、から日韓のダイバーによる遺骨収集に向けた潜水調査が始まりました。
83年前に起こった水没事故では183人が犠牲となり、遺骨はいまも海の底に残されたままです。
ピーヤから数百メートルのところにあるのが坑道の入口=「坑口」で、犠牲者の遺骨収集にむけて活動する市民団体が寄付を募り、去年掘り起こしたものです。
1日はこの坑口からはじめて、日韓のダイバーによる共同の潜水調査が行われました。
潜水調査は午後2時40分過ぎから始まりました。
これまで調査を行ってきたダイバーの伊左治佳孝さんに加え、今回は、韓国からダイバーのキム・キョンスさんとキム・スウンさんの2人を招いての共同潜水調査となりました。
長生炭鉱は坑口から「主坑道」とされる坑道が続いていて、坑口からおよそ1キロ先で崩落が起きたとされています。
一方、その主坑道の横には「側道」もあったとされていて、今回は遺骨収集に加え、その「主坑道」と「側道」をつなぐ通路を探ろうと調査を行いましたが、見つけることはできませんでした。
ただ韓国のダイバーによると前回と同じ250m付近まで潜水したところ、さらに奥に進める可能性を感じたということです。
人工物は持ち帰ったものの骨のようなものはありませんでした。
(伊左治 佳孝さん)
「一番奥まで行った時になんかもうちょっと右側からもう少し行けそうみたいなことを上がり際に言ってた」もしかしたらもうちょっとしたら行けるかもしれないただそこにラインを結んでる間に 広く濁ってしまったので今回は帰ってきた」
2日は、この先の海面に見える排気筒「ピーヤ」からも日韓共同で潜水調査を行う予定です。