法令違反指摘の「萩八景遊覧船」 14日から運航を再開「深くお詫び」
一部の航路での運行が法令違反との指摘を受け休止していた萩八景遊覧船は、再発防止策を講じたとして14日から運航を再開します。
萩市などによりますと萩八景遊覧船は沖合に出て夕日を鑑賞するコースを7月から運航していましたが、8月12日に萩海上保安署から「運航している船には認められていない日没後の運航を行っていて、船舶安全法違反の疑いがある」と指摘されていました。
指摘を受け遊覧船は運航を休止していましたが、すべての従業員に対し法令を学ぶ安全管理講習を行うなど再発防止策を講じたとして、14日から日中の運航を再開することにしました。
来年の夏には夕日鑑賞コースを運航できるよう、必要な許可申請の手続きを行っているということです。
運航を行う一般社団法人萩八景遊覧船は「関係する皆様に多大なるご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。このような事態を二度と起こすことのないよう、すべての従業者が一丸となり安全運航に努めてまいります」とコメントしています。