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【山口天気 夕刊11/20】今夜は雲が広がり放射冷却は弱い 次は週末に再び冬型気圧配置に 季節は着々と冬に前進へ

2024年11月20日 19:35
【山口天気 夕刊11/20】今夜は雲が広がり放射冷却は弱い 次は週末に再び冬型気圧配置に 季節は着々と冬に前進へ

●あす21日(木)は放射冷却の影響は弱い 昼は日ざしとともに晩秋らしい気温に
●次は週末に冬型気圧配置となり 再び寒さ増す
●来週はぐずつく天気多い 寒さや雨で紅葉の見頃過ぎる前に 早めに紅葉観賞を
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週の真ん中のきょう20日(水)は、これまで流れ込んだ寒気や放射冷却の影響で、最低気温は徳佐で0度台となるなど、広く今シーズン一番の冷え込みでした。12月並みの寒さの所が多く、冬の入り口を感じさせる底冷えでもありました。

今朝にかけて、よく晴れたため、地面の熱がどんどん上空に逃げる放射冷却の影響が強まりましたが、昼間は、晴れて日差しが届いて寒さが和らいできました。しかし、夕方頃になり、九州の西から徐々に気圧の谷の雲が県内に迫ってきています。

今夜~あす21日(木)朝にかけては、県内は曇りがちの天気になり、曇ることで放射冷却の影響は弱く、今朝ほどの強い冷え込みにはならない、と見込んでいます。曇っている夜中はわずかににわか雨の心配もありますが、あす21日(木)日中は再び晴れ間が戻り、日ざしが戻るとともに、まずまず晩秋らしい過ごしやすさの気温となっていきそうです。

今週の寒さの底は、今朝でいったん抜けだしたところですが、今週末は、また気圧配置が等圧線が縦じま模様の冬型になる見込みで、ここで再び寒さが増し、最高気温で15度以下、日曜日の朝は再び今朝並みに強い冷え込みになる、と見込まれます。この先しばらくは、気温のアップダウンを小刻みに繰り返しながら、季節は着々と進みます。

今夜の県内は雲が広がり、わずかににわか雨の心配もありますが、あす21日(木)日中から再び晴れ間が多くなる見込みです。朝の冷え込みは、あまり強くはなく、日中の気温は、17~18度くらいの所が多く、日差しの下ではまずまず心地よい、晩秋らしい空気に包まれます。

22日(金)は穏やかな晴天ですが、土曜日は北からの寒気の流れ込みで日本海側ほど時雨模様の所があり、この週末は再び師走…12月並みの空気の冷たさにもなってきそうです。特に日曜日の朝は、また底冷えが一段と強まるでしょう。また、来週はぐずつく天気の日が多くなりそうです。

紅葉は、山のふもとの名所でも見ごたえ十分の所が増えてきた一方で、標高高い山間部では、風が吹くと落葉が進みやすい状態になってきた所もあるようです。今後の寒さや雨で紅葉の見ごろが過ぎてしまう前に、早めに秋の彩りをお楽しみください。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

最終更新日:2024年11月20日 19:35
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