●今夜～あす16日(水)朝にかけて 低気圧の通過や湿った空気流入で天気ぐずつく
●あす16日(水)日中は天気持ち直し 最高気温は各地で25度以上の「夏日」に
●この先は天気は小刻みな周期変化 土曜日の雨を境にガクッと気温が下がって秋が深まる
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きょう15日(火)日中の県内は、当初、見込んだほど雨は降りませんでしたが、日本海側を中心に少し弱い雨雲が流れ込んだり、対馬海峡には多くの雨雲が控えています。今夜の県内は対馬海峡からの雨雲が流れ込んできて、広く雨が降りやすくなる予想です。今夜は十三夜のお月見の日ですが、お月様は雨雲の向こう側で、お月見は難しそうです。

気圧配置を見ていくと、高気圧が東に離れた後、西から進んできた低気圧や湿った空気の流れ込みに伴う雲が西日本を通過しつつあります。

今夜の降ったり止んだりの天気は、あす16日(水)の朝にかけて続く、とみられます。ただし低気圧が通り過ぎると、次の高気圧が徐々に西日本に張り出し、県内は、午後になると晴れ間が出てくる所も多くなる、という天気の流れとなりそうです。
また、日中、日ざしが届くとともに、最高気温は25度以上の「夏日」が続出し、高い所では28度くらいまで上がる、と見込んでいます。10月の折り返しではあるものの、まだ昼間は少し暑さが感じられます。こまめな水分補給など、暑さ対策を入念に心がけていきましょう。

そして、この先もしばらく低気圧、高気圧が交互に通過し、晴れと雨を交互に繰り返す周期的な天気変化が続きそうです。また、水～木曜日の晴天では、最高気温が30度に迫るほどの少し汗ばむ暑さですが、土曜日の雨を境に、またガクッと気温が下がって、一気に秋の深まりを感じる肌寒さになる見通しです。少々激しい気温変化に気を付けて、調節しやすい服装の準備などはしっかりお願いします。

土曜日の雨は、前線通過時で一時的に、少々強い風を伴う可能性もあります。ここでの雨を境に空気が一気に入れ替わる、ということを踏まえながら、秋物の服の用意を進めたり、体調を崩さないよう十分気を付けていきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）