石川・穴水町の商店街で夏まつりの代わりとなる復興イベント 商店街のメンバーらが出店し賑わう
能登半島地震で9割の店が被害を受けた石川県穴水町の商店街で、開催できなかった夏まつりの代わりとなる復興イベントが開催されました。
きょう、「復興団結希望の灯り」と題して穴水町で行われたイベント。
町では毎年7月、鎌倉時代にこの地を治めていた武将長谷部信連をしのぶ「長谷部まつり」を開催していましたが、能登半島地震によりメインの時代行列の準備が整わず、代わりとしてこの復興イベントが開かれました。
会場では、9割が被害を受け、現在も多くが再開できていない穴水商店街のメンバーらが飲食や衣料品の販売ブースなどを出店し、町内外の人たちで賑わっていました。
■穴水町観光物産協会坂谷 吉春 会長
「商店街をまず復興に導いてからみんなで元気な穴水町を作っていかなければならない。それから穴水の町民が一人一人元気になってほしい」
夜には震災で亡くなった方への哀悼として500基のランタンを打ち上げるということです。