記録的な大雨となった石川県では、現在も安否や行方がわからない方がいます。
こちらは、中学生を含む4人が川に流された現場の今の様子。
現地から中継です。川﨑さん。

NNN取材団・川﨑祐典 記者：
輪島市を流れる塚田川です。おととい、ここから、直線距離で500メートルほどの上流で住宅4棟が流されました。
現場では愛知県警や岐阜県警、大阪や滋賀の消防なども捜索に当たっていますが、捜索範囲が広く雨の影響により地形が変化しています。
少しでも手掛かりを見つけるため流木などの手作業での撤去や声かけが行われています。
発生から2日が経ちましたが、今も4人が安否不明となっています。

その内の1人は、中学生の喜三翼音さん14歳で、少しでも高い所に避難しようと自宅2階にいたところ、家ごと流されたとみられています。
また22日、この川の下流で、高齢男性が救助されましたが、その後死亡しました。川に流された4人のうちの1人とみて確認が進められています。

そして同じ輪島市では、「中屋トンネル」で土砂崩れが発生し、10人がヘリコプターで救助されましたが、うち2人が死亡しています。
警察などによると、今回の大雨で石川県内では6人が死亡、少なくとも7人の安否や行方が分からなくなっているということです。