北陸の景気 2期ぶりにプラス 全産業で景況感「上昇」
北陸財務局の景気予測調査の結果、企業の景況感は2期ぶりにプラスに転じました。
この調査は北陸3県にある資本金1000万円以上の法人企業を対象に3か月ごとに行われていて、今回353社が回答しました。
4月から今月にかけての景況感について「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を引いた、景況判断指数は全産業で「プラス0.8」となり2期ぶりにプラスとなりました。
地震の影響で1年ぶりにマイナスに転じた前回の調査から自粛ムードが緩和され、11.2ポイント改善。
このうち非製造業は観光客が増加したほか、被災者向けの集合住宅の建築需要が増えたことなどにより、持ち直しの動きが見られました。
また、先行きについても全ての産業でプラスとなると見込まれています。