県・日立グループ 水産物輸出拡大へ連携協定
水産物の鮮度を維持したまま、安全安心な輸出を図ろうと県と日立グループの会社が連携協定を結びました。
県と連携協定を結んだのは日立グループの日立ハイテクネクサスです。
日立グループは温度の変化で色が変わる特殊なインクを使ったQRコードのシールを開発。シールを水産物に貼ってスマートフォンのアプリで読み取ると適切な温度が保たれているかが分かります。
2023年、垂水市の漁協と協力し、シールを張ったカンパチをシンガポールに運び鮮度が保たれているかを調べました。鮮度を「見える化」することで品質を保ったまま安全安心な輸出が可能になるということです。
(日立ハイテクネクサス 小熊肇取締役社長)
「鹿児島県の生産者 の思いをしっかり国内外の消費 者につなげていく一助として貢 献できることを心から願う」
(塩田知事)
「鹿児島の優れた水産物 の価値をしっかりと維持してい くためには非常に重要なことだ と思う」
県はこの技術を活用してさらなる水産物の輸出拡大を図りたいとしています。