×

ラ・サール生が和菓子のデザインに挑戦 鹿児島の老舗菓子店が協力 大賞作品は「家族への感謝」

2025年3月7日 19:33
ラ・サール生が和菓子のデザインに挑戦 鹿児島の老舗菓子店が協力 大賞作品は「家族への感謝」
 どこか懐かしさも感じる美しい色合いに、目を引く斬新な作品も。ラ・サール中学・高校の生徒が豊かな発想力で和菓子のデザインに挑戦しました。協力したのは鹿児島を代表する老舗和菓子店。プロが選んだ逸品は。

 鹿児島市の鹿児島市のラ・サール学園では中学2年生と高校2年生が美術の授業の一環でふるさとの銘菓について調べ和菓子のデザインに挑戦しました。

 授業や審査に協力したのは創業170年の菓子店、明石屋です。デザインは勿論実現性や食べてみたいかも審査のポイントとなり、中学生部門ではおよそ170人の中から22の作品が選ばれました。

(美術担当・浜田昭人先生)
「細長い桜島の形がインパクトがある。「羊羹」と「溶岩」を掛け合わせている」

 大賞に選ばれたのは、チューリップを象ったこちらの作品。「家族への感謝」という花言葉に、親元を離れ寮生活を送る中で感じた思いを込めました。

(大賞を受賞・濵上夕豪さん)
「見た目もきれいでみんなに食べたいって思われるようなお菓子を作りたいと思いました。まずは家族に食べさせてあげたいです」

(明石屋・岩田和大副社長)
「それぞれの商品に対する思いだったりが伝わる文面であったのは非常にびっくりした。こっちも勉強になりましたしまた私たちもそういったものを今後生かせればと思った」

 大賞に選ばれた作品は明石屋が製作し文化祭などの学校行事で販売される予定です。
最終更新日:2025年3月7日 19:45
鹿児島読売テレビのニュース