「焼酎文化をインドで広めたい」濵田酒造の焼酎をインドに向けてコンテナ単位で輸出
鹿児島の焼酎がインドに向けてコンテナ単位で輸出されることになりました。海外展開を狙う濵田酒造が世界一の人口大国インドの市場の開拓を狙ったこの取り組み。焼酎文化を伝えるきっかけになるんでしょうか。
(間世田桜子キャスター)
「作業員の方が大切に焼酎をトラックに詰み込んでいきます。この焼酎はこの後インドに向かいます」
インドに送られたのは、「だいやめ」などの焼酎、計約1万本です。インドで米の栽培と販売を行う山形県の企業と濵田酒造が共同で、インドへの焼酎の輸出を行うことになりました。コンテナ単位の輸出は全国で初めてだといいます。
インドは宗教上の理由で制約はあるものの、都市部ではウイスキーがよく飲まれているといいます。同じ蒸留酒の焼酎ならインドで市場を開拓することができるのではと挑戦することになりました。
人口14億人と世界一の人口大国インドで、日本の食や文化を伝えていきたいとしています。
(濵田酒造コミュニケーション部 平石智也部長)
「世界を狙う中で人口大国のインドは無くてはならない戦略市場だと考えている。まだまだハードルは高いが、今回のコンテナ出荷をきっかけに、地道にインド市場を開拓していきたい。焼酎文化をインドで広めたいと思っている」
焼酎を積み込んだ船は6月、北九州市の門司港からインドに向けて出港し、8月初旬からの販売を予定しているということです。