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県議会総務警察委員会 不祥事事案の新事実「報告なく議会軽視」

2024年10月3日 19:45
県議会総務警察委員会 不祥事事案の新事実「報告なく議会軽視」

 県警の内部資料を漏らしたとして逮捕・起訴されている前の生活安全部長が漏洩先とされる記者以外にも、前の刑事部長を語って文書を送付していたことについて、3日開かれた県議会の委員会で取り上げられました。議員からは、「議員に報告がなく議会軽視だ」などと厳しい声が上がりました。

 県警は先月の定例会見で前の生活安全部長本田 尚志被告が漏洩先とされる北海道の記者以外にも、前の刑事部長を語って別の文書を第三者に送っていたことを明らかにしました。3日開かれた県議会の総務警察委員会で会見の内容について議員に報告がなかったことに対し「議会軽視」と厳しい声が上がりました。

(委員)
「定例記者会見の後、記事が出るまでの間に(報告する)時間はあるわけですから、議員に対して一報入れるべき。私は非常に憤りを感じています。議会軽視だとお伝えし たい」

 また県警は再発防止対策として、警部補以下が本部長に直接、組織上の問題などを提言できる「改革推進研究会」を導入しましたが、研究会の進捗も報告されました。

(県警本部・牛垣誠首席監察官)
「研究会が30の所属で立ち上がって現在約100提言が上がっている」

 これまでにあがっている約100件の提言はすべて野川本部長が確認するということです。

最終更新日:2024年10月3日 19:45
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