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桜島学校 開校時期見通せず 住民らに経緯を説明

2024年10月14日 20:45
桜島学校 開校時期見通せず 住民らに経緯を説明
 鹿児島市が桜島に開校を目指す義務教育学校は新築工事の入札が不調となり先が見通せない状況となっています。市教育委員会は桜島の住民らにこれまでの経緯などを説明しました。

 鹿児島市は桜島の8つの小中学校を統合し、市内初の9年制の義務教育学校「桜島学校」を再来年4月に開校する計画を進めています。

 しかし、新築工事の入札が2度、不調となっていて、開校時期も含め、今後の整備予定が見通せない状況となっています。

 鹿児島市教育委員会は桜島で開かれた住民や有識者からなる整備検討委員会で入札の経緯について説明しました。

 委員からは入札予定価格の設定は適正だったのか、市全体を通して入札が不調だった事例はあるのかといった質問が出ました。

 それぞれの小中学校は、閉校に向けて準備を進めてきたとして保護者からは戸惑いの声が聞かれました。

(保護者)
「建物が出来なかった場合どうするのか。急にどこか既存の学校を使うと言われても先生たちも子どもたちも戸惑うと思う、我々保護者も」

(保護者)
「日にちを決めていただいていたので、それにあわせてPTAたちも動いている。統合するのは決まっているという形で進めていいのかをはっきりしてほしい」

 市教育委員会はこの日に出た意見を持ち帰って今後の検討を進めて行きたいと話しています。
最終更新日:2024年10月14日 20:45
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