西日本で最も遅く…ソメイヨシノ満開 遅かった理由は「わからない」 まだ間に合う花見スポットは?
西日本で最も遅い満開となりました。鹿児島地方気象台は12日、ソメイヨシノの満開を発表しました。満開が遅くなった理由について気象台は「わからない」としています。
鹿児島地方気象台は12日、ソメイヨシノの満開を発表しました。満開は、標本木のつぼみが8割以上開いていると発表されます。3月29日の開花発表から2週間。平年、去年と比べ7日遅く、西日本で最も遅い満開となりました。
気象台によりますと、4月中旬になってからの発表は2020年以来4年ぶりで、満開が遅くなった理由については「わからない」としています。
県内ではすでに葉桜となっている場所が多くなっていますが、まだお花見を楽しめるスポットもあります。
(記者)
「きょう、ソメイヨシノの満開が発表されました。こちら甲突川河畔では、葉桜も少し見受けられますが、まだもう少しお花見が楽しめそうです」
鹿児島市の甲突川沿いでは小雨の降る中、散り始めた桜を名残惜しそうに楽しむ人の姿がありました。
(花見客)
「おいしいもの食べて、桜も見ながら雨にも負けず、みんな楽しい」
(花見客)
「もう今日は葉桜だと思ったんだけど意外と残っているので満足」
ウェザーニュースによりますと甲突川沿いでは4月15日の週半ばには桜吹雪となる予想です。
鹿児島市の祇園之洲公園でも木によってばらつきがあるものの、満開の花をつけていました。
13日は花散らしの雨となりますが、14日には天気が回復。お花見を楽しむには最後の週末となりそうです。