鹿児島県の口永良部島 噴火警戒レベル2に引き上げ
6日午前6時20分、気象庁は鹿児島県の口永良部島の噴火警戒レベルを2の火口周辺規制に引き上げました。
鹿児島県の屋久島町では火口周辺で警戒が必要です。
<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石および火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。6日、6時までの24時間に30回発生しています。
口永良部島では、火山活動が高まっていますので、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。