「巨大地震注意」という南海トラフ地震の臨時情報が発表されるなか、観光地はお盆のかき入れ時を迎えています。帰省や観光を楽しみながらも地震への備えを意識する声が聞かれました。

　指宿市の唐船峡そうめん流しには多くの帰省客や観光客が訪れました。入口には最後尾が見えないほどの長い列が。お目当てはもちろんくるくる回る冷たいそうめん。

（東京からの帰省客）
「すごく美味しかった。東京にはないから鹿児島に来たときは絶対そうめん食べます」
（香川からの帰省客）
「人がすごく多くてびっくりした」

　南海トラフ地震の臨時情報が発表されて5日。帰省を悩んだという声も聞かれました。

（千葉からの帰省客）
「ちょっとどうするか悩んだけど帰ってくることにした」
（大阪からの帰省客）
「注意しながら行こうかということで来てよかったと思う。ニュースとか見ながら子どもの安全を気にしながらの旅にはなった」

　静岡県から車で帰省してきたという男性は。

（静岡からの帰省客）
「静岡も地震の危険は高いところで有事に備えていればどこでも日本は一緒かなと思った。飲料水や食料を数日分は備えている。あとは避難経路の確認とか」

　唐船峡そうめん流しは今月いっぱい営業時間を午後8時まで延長しているということです。