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【鹿児島市長選】現職と新人一騎打ちか 17日告示・24日投開票

2024年11月15日 19:42
【鹿児島市長選】現職と新人一騎打ちか 17日告示・24日投開票

 任期満了に伴う鹿児島市長選挙は11月17日告示、24日に投開票されます。市長選にはこれまでに現職と新人の2人が立候補を表明しています。

 現職で2期目を目指す下鶴隆央さん(44)。元県議会議員で現職が引退した前回2020年の市長選では、新人4人による戦いに勝ち、初当選を果たしました。

(無・現下鶴隆央氏)
「子育て世代や若者 をはじめ、すべての方々が住み たい、訪れたいと感じる「選ば れるまち鹿児島市」の実現へ向けて邁進していく」

 「デジタル化の推進」や「待機児童ゼロの実現」など1期目の実績をアピールしながら「急速に進む人口減少時代を乗り越えるためにデジタルを軸に仕組みを変えたい」と訴えます。下鶴さんは、より幅広い人から支援をもらうことが望ましいとしてどの政党にも推薦願を出しておらず、草の根の選挙で支持を訴えていく考えです。

 新人で元市議会議員の桂田美智子さん(71)。市民の市政をつくる会が擁立しました。共産党鹿児島地区委員会の副委員長を務め共産党の推薦を受けています。市長選は4回目の挑戦です。

(無所属・新人の桂田美智子氏)
「市民の力で私たちの力で民主的な市長を選べるそんな選挙。市民の命と暮らしを守る防波堤の役割を大いに果たしていきたい」

 現在の市政を「国や県のいいなりだ」と批判。政治資金パーティーを開催しないことや市長に就任したら退職金を受け取らないなどと訴えています。演説などで鹿児島市内を広く回って多くの人と対話を重ね、浸透を図りたい考えです。

 人口減少や高齢化が進み様々な課題が山積する鹿児島市。新たなスタジアムの整備など再開発の行方も注目される中、市民は次のリーダーを誰に託すのか、市長選の告示は11月17日です。

最終更新日:2024年11月15日 19:42
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