宮城県は、当初11月6日を期限としていた県内全域での「クマ出没警報」を、11月末まで延長すると発表した。

県によると、10月23日に県内全域に発表していたクマ出没警報について、当初11月6日までを期限としていた。

しかし、10月の目撃情報が過去5年の平均と比べて3倍以上に増加したほか、エサとなる木の実の不足などから今後も高い水準での出没が予想されるとして、警報を11月一杯まで延長する事を決めたという。

県は、クマの目撃情報があった場所に不用意に近づかないことや、山菜採りなどで山に入るのは控えることなどを呼びかけている。