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<万一に備え『バーコード』で入場制限>『深沼海水浴場』14年ぶりのオープン 震災後に遊泳禁止  (仙台市)

2024年7月15日 19:15
<万一に備え『バーコード』で入場制限>『深沼海水浴場』14年ぶりのオープン 震災後に遊泳禁止  (仙台市)
東日本大震災』の津波で大きな被害を受け、遊泳が禁止されていた仙台市の『深沼海水浴場』が、「海の日」の15日、14年ぶりにオープンした。

15日朝、震災後初めてオープンしたのは仙台市唯一の海水浴場『深沼海水浴場』。

齊藤千紘記者リポート
「暑い夏に、この冷たい海の水がすごく気持ちいいです」

15日午前中は、あいにくの雨だったが、さっそく家族連れなどが訪れ、14年ぶりの深沼の海を楽しんでいた。

小学生の息子「水がしょっぱいのと、波が強かった」
父親「小学生のうちに海に連れてきてあげたいとずっと思っていたので、今日連れて来られてよかった」

今年は、万が一津波が発生した場合などに備え、安全確保のための新たなルールが追加された。

まず、バーコードで人の出入りを把握し、海水浴場内に滞留できるのは最大800人という入場制限をしている。

また、遊泳エリアは幅200メートルに設定し、正午からの1時間は安全確認のため遊泳禁止となる。

海の家の人
「14年ぶりの海です!」

昼頃に太陽が顔を出してくると、かき氷や焼きそばなど海の家のグルメを楽しむ人の姿も見られた。

海の家の人
「言ったでしょ。海の天気は戻るんだ、朝ダメでも大丈夫」

『深沼海水浴場』は、7月15日から35日間開かれ、混雑状況などはSNSで随時発信されるという。
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