【2号機再稼働で「使用済核燃料プール」が4年ほどで上限に…】東北電力 宮城県に協議を申し入れ 「女川原発」敷地内に使用済核燃料の一時的な貯蔵施設を建設する計画について
東北電力は、女川原発(宮城県女川町)の敷地内に使用済核燃料の一時的な貯蔵施設を建設する計画について、宮城県に協議を申し入れた。
2号機の再稼働に伴う対応としている。
27日、県庁を訪れた東北電力の青木宏昭原子力部長は、一時的な貯蔵施設建設についての協議を県に申し入れた。
東北電力は、今年9月に予定している2号機の再稼働により、使用済核燃料プールの容量が4年ほどで上限に達するとしている。
このため、敷地内に新たな貯蔵施設2棟を建設する計画だ。
「使用済核燃料の国内外への搬出が決まるまでの一時的な施設」としていて、県は国の審査や女川町、石巻市の意向をふまえて検討する方針だ。